【満員御礼】気になる副作用...くすりを賢く使うには?
いよいよ、この夏すくすくをスタートいたします♪
「この薬を使うと...副作用が心配で」
アトピーなどでストロイドを処方されて...
「(あまり)使いたくないけど...」
そんな声を戴きました。
トークテーマ『気になる副作用...くすりを賢く使うには?』
以下に簡単に当日の内容を。。。
いったん副作用がでると、「もう、この薬は使えない」と思っていませんか?
副作用という単語には、厚生労働省により厳密に定義されています。
薬を服用した後に不快な症状が出れば、「副作用」と思われるかもしれません。
しかし、実は、その症状が「副作用である」と判断するのは、ものすごく難しいことなのです。
薬には、食べ物との相性があります。相性の悪い食物の摂取後に薬を飲んでしまうと、思わぬ症状が出てしまう事もあります。
また、体調によっても症状が出やすくなります。
また、「副作用」と一言で言っても、
用量依存性(薬の服用量が増えると症状が出てくる)場合と、
用量非依存性(薬の服用量とは全く関係なく症状が出てくる)の場合もあります。
ここで注意して戴きたいのが、
薬を服用した後に出た不快な症状が出たからと言って、同じ成分の薬を使わないでいると、
本当に必要な時に使える薬が無くなってしまうということです。
さらに、アトピーなどでストロイドを使っている場合、自己調節していませんか?
自己調節をすることで逆に悪化させてしまう場合があることをご存知でしょうか。
今回のトークでは、「くすりの副作用」をテーマに
- 「副作用の定義」
- 「用量依存性・用量非依存性の副作用」
- 「不快な症状が出やすい状態」
このような内容でお話していきます。
また、使用頻度の高い薬(鎮痛剤など)による、注意しなければならない副作用についてもお話しできればと思います。
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